「チントレしたいけどどうやるのか分からない」、「ペニスサイズを大きくしたいけど遺伝だから諦めてる」といった方に今人気なのがペニスを鍛える増大器具のひとつである”増大ポンプ”です。
増大ポンプは日本ではそれほどメジャーではありませんが、海外ではペニスを増大するチントレとして非常に人気があるチントレ器具です。
本気でサイズアップしたいと思っている男性には絶対的におすすめアイテムなのですが、いまいちよく分からないという人も多いかと思います。
そこで、今回は増大ポンプで何故大きくなるのかを詳しく解説していきたいと思います。
増大ポンプでペニスが大きくなる根拠とは
ペニス増大ポンプはペニスを筒に入れてペニスを引っ張る仕組みですが、なぜペニスを引っ張ることでペニスが増大するのでしょうか。
そこに科学的根拠はあるのでしょうか。
巷ではペニス増大といえば増大サプリが人気ですが、実際のところ増大サプリでペニスを大きくするには少し無理があります。
それについても解説していきたいと思います。
その前に、まずペニスが大きくなる仕組みをご存知でしょうか?
増大ポンプでペニスが増大する仕組みを理解するには、なぜペニスは勃起すると通常時よりも大きくなるかという事について知っておかなければなりません。
ペニス増大の本丸は海綿体の増加
私たち男性は触覚や視覚、聴覚、あるいは嗅覚などのフェチズムなどの性的な刺激が大脳に伝わることでペニスを勃起させる司令が神経を伝わってペニスに達します。
するとペニス周辺の血流がペニスの陰茎海綿体に一斉に流れ込みます。
陰茎海綿体とは毛細血管で張り巡らされたスポンジ状の組織で、ここに血流が流れ込むことで陰茎海綿体が膨張しペニスが勃起します。
勃起のメカニズムを理解するには風船をイメージするとわかりやすくなります。
風船をペニスに例えると、あまり空気の入っていない風船は通常時のペニスです。
空気が抜けた風船は自重により、ダランと垂れ下がっています。
ところが、空気を入れて膨らませると、風船が膨張して重力に逆らい水平になります。
この時、風船を押すと反発力がありますが、勃起した時の竿の硬さはこれに似た現象が起きているのです。
風船にたくさん空気を入れれば、風船はより大きくなり、風船の輪郭は張り詰めて弾力性が向上します。
同じようにペニスも海綿体により多くの血液が流れ込むことによってより大きなペニスに膨張し、竿の硬さも向上します。
ペニスの硬さの正体とは、血流でパンパンに膨れ上がった毛細血管そのものなのです。
海綿体の増加の他に重要な白膜の柔軟性
この陰茎海綿体を覆うように白膜というコラーゲンでできた丈夫で薄い膜がありますが、これが陰茎海綿体の膨張限界を決める器の役割を果たしています。
いわばペニスの大きさの箍(たが)がこの白膜です。
改めて風船で例えるなら、風船に入れられる空気の量が陰茎海綿体の量であり、風船のゴムの伸縮性が白膜と言えます。
つまり、陰茎海綿体の量を増やしても白膜の柔軟性が乏しければ、ペニスの膨張がうまくいかなくなります。
ペニスの増大は陰茎海綿体の増加、血流量の増加、白膜の伸縮性の向上の三位一体で成り立っています。
増大ポンプは3要素すべてに働きかける仕組み
健全で自然なペニスの増大は…
1. 陰茎海綿体の増加
2. 白膜の伸縮性の向上
3. ペニスへの血流量の増加
この3つが無理なく自然に行われることが理想的です。
この3つの要素が一つでも欠けてしまうと、自然なペニス増大は果たせません。
手術による増大は3つの要素のどれも満たしていない
メンズクリニックによる長茎術は恥骨とペニスの根元が繋がっている腱を一部切断したり、引き延ばすことによって、埋まっているペニスを引き出す手術です。
ですので、長さは増えても太さは増えません。
しかも腱がへたってしまうことで力強い勃起が難しくなってしまい、ペニス増大と引き換えに勃起力が失われてしまうことがほとんどです。
陰茎増大術もペニスの竿や亀頭の部分にシリコンやヒアルロン酸を注入して増大を図りますが、次第に体に吸収されてしまい、一時凌ぎでしかありません。
半永久的に増大するものもありますが、非常に高額な上に通常時のサイズアップがされても勃起時に増大する量は期待通りではない場合がほとんどです。
ペニス増大サプリによる増大は血流量がわずかに増えるだけ
ペニス増大サプリはアルギニンやシトルリンなどの有効成分の働きによって、血流量が若干増えることで力強い勃起を促し、ペニスを増大させるというものです。
血の巡りを良くすることで勃起力が高まるのは事実ですが、ペニス増大サプリを飲んで陰茎海綿体が増えたり、白膜が柔軟になるということはあり得ません。
ペニス増大サプリは精力剤としての性格が強いので、力強い勃起を得たり、勃起力を維持したりとセックスライフにはポジティブな効果があるものもありますが、ペニス増大サプリを飲んでいるだけでペニスが増大することはまずあり得ません。
増大ポンプは3要素の働きかけ、合理的かつ効果的にペニス増大ができる
増大ポンプは吸引によりペニスを挿入したポンプ内の内圧を下げることによって、ペニスを膨張させる負荷を加えるものです。
勃起の仕組みを思い出してみましょう。
血流量の増加によって海綿体がパンパンになった毛細血管で満たされ、白膜を内側から圧力をかけて膨張しようとするのが勃起です。
増大ポンプはペニス周りの圧力を下げることによって、外側からペニスを膨張させる仕組みになっています。
再び風船に例えてみましょう。
上図のような巨大な医療用シリンジの中に風船を入れます。
注入口を塞いで密閉して、ポンプを引くとどうなるでしょうか。
風船は膨らみます。
登山をしたり、標高の高い場所でお菓子の袋がパンパンに膨らむのと原理的には同じです。
ポンプを引いたことによってシリンダー内の内圧が下がり、それによって風船が引き伸ばされた結果、風船が膨らみます。
増大ポンプによる負荷でペニスが増大する仕組み
増大ポンプによって、増大ポンプを装着したペニスが膨張させることによって、海綿体と白膜が引き延ばされる仕組みはお分りいただけたかと思います。
では、増大ポンプを使用してペニスを膨張させるとなぜ、ペニスが増大するのでしょうか。
それは私たち人間の体の生理的反応を利用しているからなんです。
人体の細胞は長い間、負荷をかけ続けると細胞の性質が変わったり、細胞分裂が促されるという特徴を持っています。
例えば足の裏、かかとの皮膚が他の部位の皮膚よりも固く、厚いのは歩行により常に靴との摩擦を受けているからです。
思春期からバスケットボールやバレーボールをやっている人たちは最初から背が高かったわけではありません。
日々の練習の中で数え切れないほどジャンプすることによって足首やくるぶしの辺りに負荷がかかり、成長ホルモンによる骨の成長が促されることで脚の骨が伸びて身長が高くなります。
ペニスを膨張させる負荷をかけることによって、1つ目の要素である陰茎海綿体が刺激され、細胞分裂が促されます。
外圧的な膨張により2つ目の要素である白膜が引き伸ばされ、白膜の柔軟性が向上することでペニスが増大するという仕組みになっています。
ジェルキングなどの手によるマッサージ、チントレによっても同様の効果を得られますが、ペニスに対して満遍なく、均等に、そして効率よく負荷をかけるなら増大ポンプしか方法がありません。
さらに増大ポンプの中でもバスメイトやハイドロマックスなどの水圧式増大ポンプは浴槽内で使うことを想定しており、温浴効果によって血流上昇が起きるので、3つ目の要素であるペニスへの血流量の増加も見込めます。
増大ポンプによるペニス増大はペニス増大の数ある手段の中で最も合理的な方法なのです。
最後に
ペニスサイズを大きくする最も効果的な器具である増大ポンプの仕組みについて解説しました。
何故増大手術はお勧めできないのか、何故増大サプリは効果がないのかもこれでお分かりいただけたのではないかと思います。
増大ポンプを試す前に、まずはどのような仕組みでサイズアップすることが出来るのか、そして、そもそも何故ペニスが勃起するのかを知っておくことでより安心して使用することが出来るのではないでしょうか?